自宅で温泉は可能か?温泉伝道師 バスクリン工場

私たちには気軽に自宅で温泉気分を味わえる究極のアイテムがある。それが温泉タイプの入浴剤だ。温泉の成分・香り・湯ざわり・情緒を極限まで表現するそれは、まさに温泉のバーチャル体験を可能にする。その効能と秘密とは一体何なのか? たゆまぬ入浴剤研究を続ける温泉のスペシャリスト、石川泰弘さんに聞いてみた。

【取材・文:山越麻由花(静岡大学)】

入浴剤で旅に出よう

今回伺ったバスクリンのお風呂博士・石川泰弘さんによると、温泉タイプの入浴剤の企画は一度に平均20~30の温泉に入り、再現しやすい温泉を1つに絞ることから始まるのだそうだ。「1日に何度も温泉に入るのはかなり体力が必要です。温泉に入る際は、温泉地の雰囲気も入浴剤で演出できるように周囲の木々やコケの香りまで意識しています」

約30年の歴史を誇る「日本の名湯」シリーズでは企画・製剤・調香の3人チームで温泉の調査を行い、モデルになる源泉の上位3成分を配合するだけでなく、比率をも合わせています。また、香りで温泉地を表現していく為、時には「佐賀の温泉ならみかんの香り」のように、その土地の特産物の香りを入れることもあるそうで、温泉地のイメージづくりにぬかりはありません。

bath02

bath03

なお、最も慎重なのは「湯ざわり」。「湯ざわりは実際に入ってみないとわからないため、温泉で感じ取った感触を頭に焼き付けて再現しています」と石川さん。
本物の温泉とは成分濃度は異なるものの成分の配合比率は同じ。さらに、製品へのこだわりから湯ざわりや情緒など、限りなく本物に近い温泉を自宅で楽しむことができるといって良さそうです。

「お風呂は身体も心もゆるみ、自分の好きなように過ごしていても何も言われない唯一の場です。そのリラックス効果こそ入浴の醍醐味ですから」
入浴剤で静岡、そして全国の温泉を巡って、身も心もほっと一息つくのもいいかもしれない ♨︎

dscn6067

石川 泰弘さん

株式会社バスクリン 広報責任者。温泉入浴指導員、睡眠改善インストラクターとして各地で講演を開く。主著『お風呂の達人 バスクリン社員が教える究極の入浴術』(草思社)
https://www.bathclin.co.jp/

◇お風呂博士・石川さんおすすめの入浴剤!

kikiyu

【きき湯 ファインヒート スマートモデル】

今秋に新発売された本シリーズの特徴は「きき湯」の約4倍の濃厚な炭酸湯。温浴効果を高め、体を芯から温めます。レポートや部活で疲れた体を癒すのにぴったりな入浴剤。編集部もおすすめ!

hyoushi_finish44

この記事は静岡時代44号「混浴都市、静岡。」に掲載されています。
「温泉」から眺めた新しい静岡学。大学生のうちに行きたい静岡温泉マップ付き!
県内のすべての大学・一部の高校にて配布・設置しています。


2016年11月11日 | Posted in 知の地図をつくろう | タグ: , No Comments » 

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


静岡時代の活動について
静岡時代奨学基金